アフィリエイト初心者の方は、このドメインという言葉の意味を知っていますか?「サイトのURLのことでしょ?」と思われたあなた!違いますよ。
ドメインとURLとつい一緒にしてしまいがちですが、実はまったく違う意味を指しています。
アフィリエイトをしていくうえで、そこまで知らなくてもいいんじゃないかと思いがちですが、基礎を押さえておくという意味では、
ドメインなどという頻繁に出てくるような単語の意味を知っておかないと、いざという時に困りますし、当サイトのようなジャンルでサイトを作るときなんてなったら特にです。
本当に非常によく出てくる単語ですので、しっかりこの記事で、そのドメインの概要と、URLとの違い、そして、どういった役割を果たしているのかなどを学んでおきましょう。
それでは以下より解説していきます。
ドメインとは?
ドメインとは、簡単に言うとあなたのサイトのネット上の住所のことを言います。
例えばですが・・・
「http://kogorou777.xsrv.jp」とあった場合、ドメインは「kogorou777.xsrv.jp」になります。
一方で、URLの場合は、「http://kogorou777.xsrv.jp」になります。
このドメインの部分を購入することが、基本的なアフィリエイト用のメインサイトの運営で必要になってきます。
無料ブログの場合は、このドメインを購入する必要はなく、全てそのブログサービスの運営会社が指定しているドメインに統一されます。例えば、FC2ブログであれば、「blog.fc2.com」になりますので、「http://○○○blog.fc2.com」となります。
もちろん、有料版でやったりすれば、「blog.fc2.com」とは別で、あなたがドメイン会社で購入した独自ドメインで運営することができます。
ドメインエイジとは?
ドメインエイジとは、言ってしまうとそのドメインの年数です。
このドメイン年数が古ければ古いほど、検索エンジンからの信頼も厚く、上位表示しやすくなるといわれています。
新規ドメインという、全く真っ新で、誰も運営した履歴のない新しいドメインの場合は、ドメインエイジが0年から始まるのですが、
それとは対を成すオールドドメインというものは、誰かがサイト運営において使った経歴があり、そのもとの持つ主が何らかの理由でそのサイトの運営をやめて、空いた状態のものをいいます。
言ってしまえば、ある人が座っている椅子があって、その人がどいた後にあなたがその椅子に座るといった感覚です。この場合、その椅子には前の人が座ったという経歴があるということになります。
ただし、オールドドメインにもいろいろありますから、いくら記事を更新しても上位表示されないというケースもあったりしますので、結構オールドドメインでサイトを作成しようとすると、博打的な要素も出てきたりします。
だから、オールドドメインを購入すれば、なんでも上位表示できるというわけではありません。
この新規ドメインとオールドドメインについては、記事下の関連記事にてそれらのメリットやデメリットを解説していますので、知りたい方はその記事をどうぞ。
ドメイン名の3つの種類
また、ドメインは3つのタイプに分類されています。
一つが、「gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)」です。
これは、アフィリエイターがよく使うもので区切ると、「.com/.net/.org/.info/.biz/.name」などがそれに当たります。
初めはアメリカ合衆国発祥のものでしたが、今では特に.comや.netなどは、世界中の人が活用しています。
2つ目が、「ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)」です。
これは、各国や地域によって割り当てられたドメインで、ccTLDは、その登録方針から大きく二つに分類することができます。
一つはドメイン名登録を全世界にオープンにしているccTLD(「.tv」「.to」「.cc」など)、 もう一つは国/地域内に限定しているccTLD(「.jp」「.au」「.us」など)です。
よく目にする「.jp」も、その一つで、日本が持つ「ccTLD」ですね。
最後の三つ目ですが、それは、「iTLD」です。
これは覚えなくてもいいのですが、IPアドレスからホスト名を導き出す「逆引き」を行う場合などに用いられるものです。
ここでは詳しく解説しませんが、ユーザーの登録は行われていません。
サブドメインとは?
サブドメインとは、例えば、「http://example.com/」を本体(ルートドメイン)とした場合に、
「http://sub.example.com/」の”sub”の部分をルートドメインに対するサブドメインと呼びます。
一方「http://example.com/sub/」の”/sub/”の部分はサブディレクトリと呼びます。
もっとわかりやすく言うと、このサブディレクトリとサブドメインの使い方を見たらわかるのですが、例えば、yahoo!japanを調べた際に、以下のように表示されるかと思います。
そこでYahoo!ニュースをクリックして開くと、以下のようなURLになっていると思います。
抜粋すると「http://news.yahoo.co.jp/」ですね。
これはサブドメインでの表示になっていますが、ここでわかるのは、Yahooという大きなポータルサイト本体とはまた別のコンテンツであるために、このような表記にされていると考えられます。
Yahooはポータルサイトでトップページが本体なわけですが、それぞれコンテンツ内容が、その本体とは別で独立したものであることがわかります。
オークションや知恵袋だって、それぞれコンテンツの内容はサイト本体とは全く異なります。サイト本体のコンテンツは検索エンジンですから。
逆に、「価格.com」のような場合は、ジャンル別でサブディレクトリで分類されています。
URLはここでは「http://kakaku.com/pc/」ですね。
これは、価格.com自体が、比較サイトであるため、色んなものを比較して売っているわけですから、扱う商品のジャンルが違っても、比較をしているという根本は同じであるため、ここではサブディレクトリが使われています。
使い分けとしては、基本的には「本体サイトに対して、同じテーマ内のより詳細なコンテンツである場合にはサブディレクトリ、テーマや役割が異なるコンテンツである場合にはサブドメイン」という考え方で良いと思いますよ。
この場合、サブドメインの場合は、ページごとにコンテンツが違いますので、別タブで開けるようにするのが自然ですね。
一方で、サブディレクトリの場合は、ジャンルは違っても根本のサイトテーマ・コンテンツは同じなので、同一タブで開くことが望ましいと思います。
別タブで表示させたいのであれば、<a href=”URL”target=”_blank”>URL</a>で、
同一タブで開くのであれば、<a href=”URL”>URL</a>でやればいいでしょう。
以上が、ドメインに関する簡単な解説です。
ありがとうございました!
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