ホワイトハットSEOとブラックハットSEOという言葉を、アフィリエイト初心者の方々は聞いたことがありますでしょうか?
このホワイトハットSEOとブラックハットSEOのうち、どのSEO手法を取るのかによって、今後のサイト作成や、販売戦略に大きく影響を及ぼします。
このどちらかを選ぶかによって、全くそれぞれ違ったやり方や、考え方でサイトを作っていかなければいけないのです。
では、まずホワイトハットSEOと、ブラックハットSEOの違いについてお話しましょう。
ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの違いについて
まず、これら両方のSEO手法に共通しているものが、Googleの、僕たちサイト管理者に向けたガイドラインの存在が関係していることです。
特に、Googleのガイドラインの中でも、サイトの品質に関するガイドラインが、僕たちアフィリエイターにとって特に重要な項目です。
以下がその文章を画像で表したものです。
クリックすると拡大して見ることができますが、一応ここに抜粋して載せておきます。
品質に関するガイドライン – 基本方針
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
このガイドラインの項目が、ホワイトハットとブラックハットSEOの両方に大きく関わってきています。
簡単に言うと、ホワイトハットSEOは、これらのGoogleのガイドラインにきっちり従って、一切違反することなく、真っ当なサイト運営を行い、その上でガイドラインに違反しないSEO対策を施すことです。
逆に、ブラックハットSEOは、これらガイドラインに大なり小なりの違反行為を行い、検索結果の上位表示を狙っていくといったものになります。
つまり、これら2つのSEO手法の違いは、Googleのガイドラインに従っているか、そうでないかの違いということです。
Googleのガイドラインについて知りたい方は、以下のサイトで見ることができます。
(外部サイトへ飛びます。)
それでは、以下より、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOが、それぞれどんなやり方なのかを簡単に解説していきます。
ホワイトハットSEOのやり方とは?
ホワイトハットSEOのやり方は、必ずGoogleのガイドラインに過不足なく忠実に従い、違反行為のない真っ当なサイト運営をしながら、違反性のないSEO対策を施していき、上位表示を狙うというものです。
そこで挙げられる代表的な方法は、以下のような方法です。
- 地道に記事を書いていき、内容が濃く、文章量の多いものにすること(1000文字~2000文字くらい)。
- 記事の内容は全てオリジナルコンテンツであり、転載やコピペ一切なし。
- その記事内に見出しをつけて、程よく各見出しの部分に、狙っているキーワードを盛り込むこと。
- 記事の文章内に適切な量で狙っているキーワードを含ませること。
- 被リンクを購入や、自作自演の被リンク、他人に頼んでやってもらわずに、自然な形で勝手に被リンクがつくよう待ち、そのためにいい記事を書くよう努力すること。もしつけるのであれば、「被リンク効果」目的以外で、「参照」してほしいという意味でリンクを送り、そのリンク先のサイトがその価値に見合っているのであればオッケーの可能性がある。
- ソーシャルブックマークサイトで、自分のサイトを自分のアカウントでブックマークサイト内でブックマークし、自作自演を行わないこと。
- 騙しリンクを使わないこと。
- 過剰な広告数をサイト内に配置しすぎないこと。
- 適度に、各記事内で紹介記事として自サイト内の他の記事へ内部リンクを貼ること。
- オールドドメインを購入したりせずに、新規ドメインで始めること。
主にこれらが、ホワイトハットSEOの手法になります。
結構面倒くさいというか、地道にやっていく系が多いですね。
正直、ホワイトハットSEOで結果を出すには、攻めるキーワードによりますが、相当時間がかかるものだと思っておいたほうがいいでしょう。
特に、中規模から大規模な、競合の多いキーワードだと、ホワイトハットSEOだけでは検索結果で上位表示させるには中々時間もかかりますし、難しいと思います。
ただ、ホワイトハットSEOのメリットは、その手法で上位表示できれば、かなり安定して、そこに貼り付いてくれるところでしょう。
正直、ホワイトハットSEOだけでやっているサイトなんてそうありませんから、それだけで差別化でき、上位表示されればほぼ上位固定で安定して集客を図ることができます。
ブラックハットSEOのやり方とは?
ブラックハットSEOのやり方は、前述したホワイトハットSEOとは逆で、Googleのガイドラインに違反してもいいから、上位表示を狙っていくという方法になります。
ですから、基本的にガイドライン無視の方法なんですね。
では、その手法とはおもにどんな内容なのか見ていきましょう。
- 被リンクの購入、もしくはサイト価値に見合わないと明らかにわかるくらいの過剰な自作自演の被リンクや、人に頼んでやってもらう場合の被リンク。
- 過剰な相互リンク。
- オールドドメインの購入及び、それの使用。
- 場合によっては一部の転載やコピーコンテンツ、もしくはほぼ全て転載とコピペ。
- 自動記事作成ツールの使用や、業者に依頼して記事を作成してもらう。
- 肖像権に抵触する芸能人などの人の画像や、有料素材の無断使用。
- 騙しリンクによるクリック数の荒稼ぎ。
- 過剰なキーワード数を文章内、または見出しに挿入。
- 重複コンテンツによるページの水増し。
これらが、ブラックハットSEOの主な手法になります。
ブラックハットとは、文字通り真っ黒ということです。
メリットとしては、この方法を使えば、一時的には狙ったキーワードでの検索順位の早い上位表示が可能であり、すぐに集客・収益に結びつくことでしょう。
しかし、逆にデメリットとして、特にペンギン・パンダアップデートの更新時に、捕捉されて大幅な順位下落や、検索圏外、インデックス削除などの厳しいペナルティになる可能性があります。
もちろん、ペンギン・パンダアップデートの更新時に限らず、日常いつでも、いつ検索順位が落ちて、ペナルティになるかもわからないなどのリスクがありますね。
ハイリスク・ハイリターンな手法になりますので、使用は自己責任でお願いします。
当サイトの方針としては、ブラックハットだけの手法で行くというのはオススメしていません。
ブラックハットを使って、ペナルティを受けてしまった場合、被リンクの解除や、その他諸々のブラックな手法によって生み出されたコンテンツをすべて修正したり、削除したりしなければいけません。
Googleに再審査を依頼して、許してもらえる可能性もありますが、許してもらえない可能性もあるみたいです。
それについては以下のサイトの記事で詳しく解説されています。
許してもらえない場合、下手に待つよりも、とっとと新しいサイトを作り直して、0から始めていくことになります。
そうなると、また、多大な労力と時間がかかってしまいますし、一度ブラックに完全に手を染めてしまうと、ホワイトハットな手法で地道に上位を狙っていくといった方法を取りにくくなります。
人間楽をすると中々そこから戻れませんからね。仕方ないと言ったらそうなんですが。
なので、当サイトとしては、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの両方を合わせた、言えばグレーハットSEOとでもいましょうか。(笑)
僕の造語なんですが、そういった手法を当サイトでは紹介しています。
ではでは!以上になります。
ありがとうございました!
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