iPhone6sに搭載される予定のiOS9は、前回の記事でもお話したとおり広告ブロック機能が簡単に利用できるということで、僕たちアフィリエイターに少なからずダメージが行くということが考えられており、ネットビジネスで稼いでいる人たちのあいだで話題をよんでいます。
これはもはや時代の流れであって、僕たちアフィリエイターも、その流れに逆らおうとせずにどうにか合わせていきながら活動していくしかないと思います。
で、その流れにどう乗っていけばいいか、広告ブロック機能に対して僕たちアフィリエイターはどういった対応をすればいいのかを、僕が思いつく限りこの記事で紹介したいと思います。
広告ブロックに対応するための4つの手法
アップルが提供するiOS9の広告ブロック機能に対応するための今後の対策方法としては、以下のような方法が有効かと思います。
- アドセンスをやめて成果報酬型広告に移行する。
- アフィリエイトリンクをテキストリンクにする。
- 有料会員サイトにする。
- 広告ブロックするユーザーをアク禁にする。
こうした方法が、僕が思いつく限りの、現段階での対応策だと思います。
では以下より解説していきたいと思います。
アドセンスをやめて成果報酬型広告に移行する。
アドセンス広告は、iOS9の広告ブロック機能によって真っ先に対象になる広告形態です。
というか、この広告ブロック機能が標準で装備されるようになった場合、クリック報酬型広告は大ダメージでしょう。
今まで誤クリック分も収益として換算されていたものが、広告ブロックによってそもそもユーザーの画面に表示されないわけですから、クリックのされようがありません。
ただただ、どんどんクリックされる回数が減っていくという事態に陥っていくばかりです。
僕も2chまとめサイトとかを見たりすることがありますが、誤クリックを狙った広告表示によって、かなりうっとおしく感じています。多分あれは確信犯的にやっているでしょう。
わざと広告が表示されるタイミングをずらして、誤クリックを狙っているのです。
あなたも、自分がクリックしたと思ったところとは違ったところをクリックしてしまうことってないですか?
そもそも、そういった広告表示自体、ユーザビリティを欠いていて、ただユーザーにうっとおしく思われるだけなのですが、どうも目先の利益に目がいってしまうようです。
こうしたことの積み重ねから、今度のiOS9の広告ブロック機能によってブロックされ、収入が激減してしまうのはある意味自業自得でしょう。
こうなるなら、初めから成果報酬型アフィリエイトに移行する方が賢い選択だと思います。
成果報酬型だと、購入するかどうかを考えている人しかほとんどはクリックされませんから、誤クリックなどで迷惑しているという場合は少ないと思います。
しかも、そういう人はほかの場合でもネットで購入する可能性が高いので、広告ブロックをするかと言われると比較的少ないでしょう。
買いたいと思っている人だけが広告をクリックしてくれるわけですから、win-winだと思いませんか?
しかも、普通の成果報酬型アフィリエイトだと、レビューページを挟むことがほとんどなので、いきなり広告ページに飛んでしまうといったユーザーを苛立たせる事態にはならないと思います。
少なくとも、買う気もクリックする気もないのに誤クリックをさせられて、イライラしているユーザーに比べたらbブロックされる回数もだいぶ少ないと思いますよ。
アドセンスに比べると報酬に行き着くまでが難しいところはありますが、コツを掴んでしまえばアドセンスと変わらないくらい安定して稼ぐことができますので、あなたのサイトのジャンルや状況によっては、こちらの成果報酬型アフィリエイトに移行するのもいいと思います。
アフィリエイトリンクをテキストリンクにする。
iOS9などに搭載されている広告ブロック機能などは、基本的にバナー広告がブロックの対象になります。
情報によると、テキストリンクまではブロックされないようです。
もし、テキストリンクに切り替えるのであれば、先ほどのアドセンスでも、ブロック対象にされずに、そのままクリック数とクリック率を維持できるかもしれません。
テキストリンクまでブロック出来てしまったら、そもそもリンクが踏めないので、ネットを活用しにくくなりますよね。
これからどうなるかはわかりませんが、現時点ではテキスト形式のアフィリエイトリンクまでは対象にならないみたいです。
アドセンスをどうしてもやめられないなどの事情がありましたら、バナー広告からテキスト広告形式に切り替えるのもありだと思います。
テキストリンクだと、不思議とうっとおしく感じられることが少ないですしね。バナー広告みたいにスペースを取るわけでもありませんから、ユーザーからしてみたらあってもなくてもどっちでもいいよという考えが大半を占めるのではないかと考えられます。
少なくとも無駄にでかいバナーよりかは印象がいいでしょう。
有料会員サイトにする。
これは広告ブロック機能を利用するiPhoneユーザーに対する反抗ともとれますが、もしあまりにも広告ブロック機能によって広告クリック率が減ってしまったり、
収入が減ってしまったりでサイト運営の費用すら賄えなくなりそうであれば、最悪、有料会員サイトにして運営する形がいいでしょう。
これはかなり奥の手で、半分博打なところもあります。
あなたのサイトのコンテンツが本当に魅力的で、多くのリピーター及びファンを獲得できているのであれば、一定数そこから月額制の会員になってくれて、お金を支払ってくれる可能性もありますが、
もしあなたのサイトのコンテンツが、ほかのサイトと特に変わらず、差別化及びブランディングができていない場合は、有料会員制にした時点で一気にユーザーを失い、全く収入が得られなくなる可能性だってあります。
しかも、有料会員制にする際のシステム変更や、収入を得るための道を自分で作っていかなくてはいけないため、かなり手間のかかる作業になります。
あと、有料会員制になると、サイト内のコンテンツでお休みをもらえるとは思わないほうがいいですね。
まず、普通のサイトアフィリエイトみたいに、媒体ができたら月2回だけの更新やメンテナンスだけというのはありえないと思っておいてください。
会員サイトは、月額で既に会員として登録してもらっている時点で、あなたへの収入は確定しているわけですから、あなたはその報酬に見合う分、手を休めて気ままにやっていくことはできません。
発信する情報もそうですが、サイトを運営していく上である程度の責任を帯びるようになります。
アフィリエイターだと、法的な責任はありませんが、会員制サイトにすると法的な責任も帯びてくる可能性が高いので、判断は慎重に行ってください。
広告ブロックするユーザーをアク禁にする。
これはおまけというか、本当に最悪の手段ではありますが、「広告ブロックすると今まで読ませてきたコンテンツも見せてあげないからね!ヽ(`Д´)ノ」という強気な戦略です。
いや、もうこれはiPhoneユーザーに対する完全な反抗ですね(笑)
はっきり言って喧嘩売ってます。(笑)
広告をブロックするようになっても無料コンテンツだけ読みに来るユーザーを、アクセス解析などから追跡して、個別にアクセス禁止設定にするのです。
はっきり言って、当サイトとしてはこの方法は一切オススメしません。
実行する場合は自己責任でお願いします。
確かに、ユーザーを絞って濃いユーザーだけにするという意味ではいいかもしれませんが、アク禁にされたユーザーの心情は決して良くありません。
最悪の場合、2chなどの掲示板でリンク付きで批判されて、あなたのブランド力や評判を落とす可能性があります。
これは、あなたのブランド力が高ければ高いほどその反動は強くなります。
信頼していたのに広告ブロックするだけでアク禁にされたら、信頼を裏切られたと捉えられても仕方ないですからね。この手段は、最終手段として考えておいてください。
安易な気持ちで実行すると、あなたの今までの努力が水泡に期す可能性があります。
以上となります。
最後の方法はあくまで参考程度にとどめておいて欲しいのですが、ほかの方法は、実行するかどうかはあなた次第です。
もし広告のクリック率が下がってきて、ブロックされていると気づいた場合は、上記の方法お試してみるのもいいかもしれません。
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