アクセス解析の『Ptengine』は、リアルタイム解析や、端末別のアクセス解析、ひと目でわかるアクセス推移状況確認画面やCV(コンバージョン)計測ができることが目立ちますが、もう一つ重要な機能が、ヒートマップ解析ができるというところです。
ヒートマップ解析とは、サーモグラフィにて、閲覧者がどこをよく目にして、サイトのどこの部分に注目しがちなのかを、色分けで示して、訪問者の行動を分析する機能のことです。
ヒートマップ解析を用いているツールは色々ありますが、『Ptengine』のように、無料プランからいきなり利用できるというものは非常に少ないです。
様々なアクセス解析ツールが出回る中、これだけでも十分差別化できていて、使用者から見ても評価できる部分だと思います。
それでは、『Ptengine』でどうやってヒートマップを使うことができるのかを解説していきたいと思います。
『Ptengine』のヒートマップ解析の使い方
まず、Ptengineにログインしてもらって、ヒートマップ解析を設定したいプロファイルを選択して、その中の「編集」をクリックしてください。
次に、左のサイドメニューから「ヒートマップ」の項目をクリックして、その中の「ページ管理」をクリックしてください。
そこに、「Add」というボタンとその横に入力欄がありますので、その入力欄にヒートマップで解析したいサイトのページのURLを入力して「Add」ボタンを押してください。
無料バージョンの場合、有料と違って1ページだけしか登録できませんから、本当に自分が解析したいと思っているページを登録してください。
おわったら、もう一度Ptengineの管理画面のトップに戻っていただいて、プロファイル名をそのままクリックしてください。
次に、左上にあるメニューにて、「PAGE SCENE」がありますから、そこをクリックしてください。
すると以下のようにサーモグラフィがかかった画面が出てくるはずです。
ヒートマップ解析に先程登録した解析ページのヒートマップ解析の結果を見たい場合は、サーモグラフィがかかった画面の右上にある「ウェブビュー」のボタンをクリックしてください。
また、ウェブビューでサーモグラフィを見れるのは、どうも2、3回程度と決められているようなので、無料版のみで済ませる場合は、慎重に使うようにしてください。
すると以下のようにネットのブラウザで開いた時と同じ感覚で、ヒートマップ結果を見ることができます。
見方としては、色が明るくなればなるほど、訪問者の視点がいきやすい場所だという印で、赤が一番訪問者が注目しやすい部分です。
この訪問者の視点の動きを分析して、どこに広告を載せるべきか、どこにどのページのリンクを載せるべきなのかを考えてみてください。
ユーザビリティの高いサイトが作れるばかりか、商品の成約率を上げることにもつながりますので、ぜひうまく活用してもらいたいと思います。
以上です。ありがとうございました!
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