WPプラグイン『W3 Total Chache』の使い方と設定

WPでサイト表示速度を上げるためには、画像の圧縮やCSS・JavaScriptの最適化はもちろんですが、

 

WPを通じてデータベースへアクセスする回数を減らすことで、効率よくサイト表示速度を改善することができるのをご存じでしたか?

 

データベースへのアクセスを減らすと聞くと、なんかめちゃくちゃ難しいイメージがありますが、実はWPだとプラグイン一つで簡単に解決することができます。

 

そのプラグインとは、『W3 Total Cache』です。

 

W3 Total Cacheを導入すると、キャッシュという入口を用意して、そこに一時的に保存してあるデータを取り出しに行って表示することで、通常のデータベースへのアクセス時の表示速度よりも速くすることができます。

 

イマイチイメージしにくいと思うので、図解を入れようと思いますが、

 

まずは、Webサイトには大きく分けて、静的サイトと動的サイトの2種類に分かれることを覚えておきましょう。

 

静的サイトとは、画像やテキストをHTML言語でまとめたものです。

 

対する動的サイトは、ユーザーが欲するページをアクセスするたびにHTML言語でその都度作られるものです。

 

アフィリエイターの多くはWPを用いた動的サイトを扱うことがほとんどでしょう。簡単な仕組みを図解すると以下のようになります。

 

※静的サイト

静的ページの表示の仕組み

 

※動的サイト

動的ページ表示の仕組み

 

このように、動的サイトの場合はユーザーがページへアクセスするごとに、サーバーの中へアクセスして、WPを介してデータベースへアクセスするといった少し面倒くさい工程を含んでいます。

 

この面倒くさい工程を少しでも省くために必要なのがキャッシュです。

 

※キャッシュ導入後

キャッシュ導入後の仕組み

 

キャッシュを導入すると、一度ユーザーが閲覧したデータを一時的に保存しておき、別のユーザーが同じページにアクセスしたとき、データベースへアクセスせずにキャッシュを使って表示させます。

 

この方が、1工程か2工程くらい省いているので表示速度が速いというわけですね。

 

ちょっと話が長くなりましたが、こうした働きを持つキャッシュを簡単に導入できる『W3 Total Cache』の使い方・設定方法などを解説していきたいと思います。

 

『W3 Total Cache』の設定方法

 

目次

全体的な基本設定

ページ・キャッシュの設定

データベース・キャッシュ設定

オブジェクト・キャッシュ設定

ブラウザ・キャッシュ設定

CDNの設定でさらに高速化!

W3 Total Cacheのトラブル対処法

 

それでは解説していきます。他のプラグインと比べて設定に少し時間がかかるかもしれませんが、面倒くさがらずやっていきましょう!

 

全体的な基本設定

 

まず、WP管理画面の「プラグイン」でW3 Total Cacheをインストールします。

 

W3 Total Cache1

 

W3 Total Cacheを有効化します。

 

W3 Total Cache2

 

有効化が完了しました。

 

W3 Total Cache3

 

次に、管理画面のメニューにある「Performance」をクリックしましょう。その「Performance」の中でさらに選べる「General Setting」をクリックします。ここで全体設定を行います。

 

W3 Total Cache4

 

まず、「Toggle all caching types on or off」のチェックを外します。

 

W3 Total Cache5

 

次に「Page Cache」の「Enable」のところをチェックし、「Page cache method」は「Disk:Enhanced」を選択してください。

 

W3 Total Cache6

 

次は、サイドメニューにある「Minify」の「Enable」の横にあるチェック項目を外しましょう。ここでソースの最適化を行います。

 

W3 Total Cache7

 

次は、「Database Cache」の「Enable」のチェック項目にチェックを入れます。「Database cache method」のところは「Disk」を選択してください。

 

W3 Total Cache8

 

「Object Cache」のところは「Enable」にチェックを入れ、「Disk」を選択します。

 

W3 Total Cache9

 

「Brawser Cache」のところは「Enable」にチェックを入れます。

 

W3 Total Cache10

 

ずっと下へいき、「Miscellaneous」のところは以下の通りにチェックを入れていってください。

 

W3 Total Cache11

 

ここで一旦保存しておきましょう。

 

W3 Total Cache12

 

ページ・キャッシュの設定

 

サイドバーのメニューにある「Page Cache」のところをクリックし、まずは「General」のところで以下の項目にチェックしておきましょう。

 

W3 Total Cache-page cache1

 

W3 Total Cache-page cache2

 

次に下へ行くと「Cache Preload」というところがありますが、ここの「Automatically prime the page cache」のチェックは外しておきます。

 

W3 Total Cache-page cache3

 

さらに下へ行くと「Purge Policy:Page Cache」というところがありますが、以下の項目をチェックしておいてください。

 

  1. Front page
  2. Post page
  3. Blog feed

 

次に、以下の項目はチェックを外しておいてください。

 

  • Rss2(default)

 

W3 Total Cache-page cache4

 

これでここの設定は終わりです。保存しておきましょう。

 

W3 Total Cache12

 

データベース・キャッシュ設定

 

サイドバーのメニューにある「Database Cache」をクリックしてもらって、「General」を設定しましょう。以下の項目にチェックを入れてください。

 

W3 Total Cache-database cache1

 

次に「Advanced」のところですが、ここの数値はデフォルトのままでOKです。

 

W3 Total Cache-database cache2

 

保存します。

 

W3 Total Cache12

 

オブジェクト・キャッシュ設定

 

サイドメニューの「Object Cache」をクリックしてください。ここは特にいじることはないんですが、以下の部分の数値だけ確認しましょう。

 

W3 Total Cache-object cache1

 

ブラウザ・キャッシュ設定

 

サイドメニューにある「Brawser Cache」をクリックしてもらって、まずは以下の項目にチェックを入れていきましょう。

 

W3 Total Cache-browser cache1

 

W3 Total Cache-browser cache2

 

ここでまた一旦保存します。

 

W3 Total Cache-browser cache3

 

これでW3 Total Cacheの設定完了です。

 

CDNの設定でさらに高速化!

 

W3 Total Cacheそのものの設定とは違いますが、W3 Total Cacheと併せて、ブラウザからサーバーに向けてアクセスする際、物理的に最も近いサーバーへアクセスできたほうが、サイト表示がスムーズになります。

 

この仕組みをCDNサービスといいますが、WPでは『Jet Pack』というプラグインによって、CDNサービスを簡単に設定できますので、以下の記事を読んでやってみましょう。

 

WPプラグイン『Jet Pack』の使い方と設定方法

 

W3 Total Cacheのトラブル対処法

 

W3 Total Cacheを使うことで起こるトラブルについてですが、フォーラムでも質問の多い項目は以下のトラブルでした。

 

  • キャッシュをリセットするには?
  • サーバーエラーが出たときどうすればいいか?

 

それでは順番ずつ解説しましょう。

 

キャッシュをリセットするには?

 

公開した記事を編集して更新したとき、変更内容が反映されるのに時間がかかる時があります。そういうときはキャッシュのリセットを行うといいでしょう。

 

方法は簡単です。

 

左メニューの「Performance → Dashboard」からダッシュボードを開いて、ページ上部にある「empty all caches」ボタンをクリックしましょう。

 

weref

 

テーマを変更したり、新しいプログラムを追加したときも、このキャッシュを空にしておくことをオススメします。

 

サーバーエラーが出たときどうすればいいか?

 

W3 Total Cacheを有効化すると、まれにサーバーエラーが発生して何も表示されなくなるといった事態に陥ることがあるそうです。

 

このケースについては、僕自身経験がありませんが、以下のサイトの記事では細かく記載されています。(記事の最後のほうです。)

 

バズ部の記事

(外部サイトへ飛びます。)

 

また、W3 Total Cacheだけでなく、プラグインを有効化した時のエラーなどの不測の事態に備えて、事前にバックアップを取っておくことをオススメします。

 

その際には、『Backwpup』というプラグインをインストールして使用しておくと、簡単にバックアップを取ることができ、トラブルがあってもすぐにサイトを復旧することができます。

 

『Backwpup』の使い方は以下の記事をどうぞ。

 

BackWPupで簡単にバックアップをとるための設定方法と使い方

 

もし、何か困ったことがあったら遠慮せず、質問なども受け付けますよ~。

 

 

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